県連=出場者が24人に決定=18日に弁論大会開催

ニッケイ新聞 2009年10月15日付け

【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、与儀昭雄会長)とASEBEX(日本元研修生・留学生協会)は、18日午後1時(夏時間)から広島県人会館(R. Tamandare, 800)で「第三回弁論大会」を「私のまわりの日本文化」のテーマのもと開催する。入場は無料。
 参加者は15歳から27歳までの24人。非日系人が5人含まれている。日本語学校からの応募が多く、全員が日本語を学んでいるという。発表時間は5分程度で、審査員は杉本俊和(長崎県人会)審査委員長を始め、在聖総領事館や文協、日本語センター、日本語学校、椰子樹社、前回大会優勝者など7人が務める。
 大会は3部構成になっており、余興として詩吟、剣舞、長唄などが披露される。
 副賞としてグローバル・ツーリズモ社から日本往復切符やフォス・ド・イグアス往復切符などが贈られるが、神奈川文化援護協会(村田洋会長)の協力で、1位から3位には、二宮金次郎のブロンズ像が贈られる。さらに、1位には「滞日中の宿泊の面倒を見る」(同協会)という。
 案内のため、8日本紙を訪れた山田康夫滋賀県人会長、本橋幹久鳥取県人会長は、「日本文化に興味のある人は来てください」と呼びかけた。
 問い合わせは県連(電話=11・3277・8569)まで。