インダイアツーバで=岡倉石朋の絵画展=24・25日

ニッケイ新聞 2009年10月24日付け

 岡倉石朋(せきほう)画伯の展示会が24日午後4時から午後7時、25日午前10時から午後6時までインダイアツーバ市のHOTEL RESORT IBIA(R. Alemanha, 76, Chacara do Trevo Itaici)で開催される。入場無料。
 明治の美術運動家、岡倉天心の孫である岡倉さんは、心筋梗塞を患い3度臨死を体験、生死をさまよい大自然と人々の慈しみにより生かされていると知り、感銘を受けた。その慈しみに感謝し、仏様の微笑みを描き始めた。ブラジルでは初の展示会。24日に開会式が行われる。
 同展示会を企画する佐藤喜久江さんと広報担当のレアンドロ・アラウージョさんが案内に訪れ、「岡倉さんは人々の心に安らぎを与え、幸せにする絵を描きます。全世界に喜びを伝えようと展示会を企画しました」と説明。「珍しい絵なので、ブラジルの美術を専攻する学生にも見てもらいたい。幸せのパワー溢れる微笑みの絵画をぜひご覧下さい」と呼びかけた。
 問い合わせは61・9674・3336まで。