倫理の会セミナー=本部の総務局長が初来伯=アメリカーナ支部発会式も

ニッケイ新聞 2009年10月31日付け

 ブラジル倫理の会(山田充伸会長)は11月5日午後7時からブラジル日本語センター(R. Manoel de Paiva, 45)でイブニング・セミナーを開く。今回は日本倫理研究所総務局長の田形健一氏が来伯し、「偉大なる常識」をテーマに講演する。「80人いる講師の中でも代表的な方です」と山田会長は話し、「ぜひたくさんの人に来てほしい」と呼びかける。
 参加費10レアル(夕食込み)。講演は日本語。申し込み・問い合わせは山田会長(電話=11・4611・0951)または19・3468・2235(須郷)、11・5572・5609(川村)、11・2256・6595(福屋)まで。
 田形総務局長は初来伯。滞在中は聖北、セントロ支部で朝の集いに参加するほか、松柏学園などを訪問し、8日にはアメリカーナで講演する。
 同局長の訪問にあわせ、8日午前10時から、3番目の支部となるアメリカーナ支部の発会式が開かれる。
 アメリカーナでは同会法人部長の須郷清孝さん(62)を中心に2年前からポ語勉強会を行っており、約15人の会員で支部を発足することが決まった。支部長に就任する須郷さんは「責任を感じます」と話し、新たな活動へ期待を表した。
 発会式の会場住所は、R. Joao Missio, 230, Americana。式に続き午前10時半から田形氏が講演し、昼食会も開かれる。
 なお、送迎バスが午前7時半にニッケイパラセホテル前から出る(往復20レアル)。帰りは午後5時頃予定。要申込。問い合わせは須郷支部長(電話=19・3468・2235または9635・8135)まで。
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 ブラジル倫理の会は来年で創立10周年。6月には記念式典を開催する。現在の会員は法人・個人あわせて約260人。同会では記念事業として本部会館の取得を目指しており、既に資金集めを開始しているという。山田会長は「皆が集まれる核となる場所が必要」と実現に向けた意気込みを語った。