テーマは「かがく?心?」=松柏・大志万が文化祭

ニッケイ新聞 2009年11月4日付け

 松柏学園・大志万学院(川村真由実校長)は「2009年度文化祭」を7日午後1時半から4時半まで、同学院(R. Ferdinando Galiani, 80, Vila Mariana)で開催する。入場は無料。
 今年のテーマは、「cinema、televisao、teatro」。
 日語では、「かがく?心?」で、生徒らは「科学が発達して、情報や文化の伝え方が進化しても、人としての心は大切にしたい」という意味を込める。
 教壇に立つ芝田早苗エリカ、ロドリゲス・ドス・レイス・レオさん、生徒ら4人が手作りの案内状やプログラムを持参して29日来社、案内を行った。
 同祭では、日頃学習している習字や生け花、短歌などの作品が展示、茶道室では生徒による御点前も行われる。
 学習発表会では各教室でテーマに沿って、劇やダンス、歌など14のプログラムが披露される。「telejornal」では、大志万学院8年生が1年生にインタビューし、玄関ホールに設置されたモニターにその様子が流される。
 また、終日行われるものとして『チャップリンによる映画界に対する影響』や美術展など、9つの展示・発表が行われる。
 生徒らは「来場者は変わったものを見て驚いている様子。楽しみに来て下さい」と呼びかけた。
 問い合わせは同学院(電話=11・5908・0019、または5904・2456)まで。