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ロンドリーナ=本願寺建立60周年祝う=お念仏の心、これからも

ニッケイ新聞 2009年12月18日付け

 【ロンドリーナ発】ロンドリーナ本願寺は11月22日、寺院建立60周年の記念行事と祝賀会を行った。マリンガ市やプレジデンテ・プルデンテ市からは大型バスで信徒が集まり、一日中賑わった。
 午前9時から本堂において、サンパウロ市の浄土真宗南米教団総長の松峯慈晄師、プ・プルデンテ本願寺の堅田玄悠師、マリンガ本願寺の高橋賢隆師、ロンドリーナ本願寺の中山哲彌氏の参加によって、松峯総長の導師のもと、厳かに親鸞聖人750回大遠忌法要が営まれた。
 松峯総長の法話の後、寺院前で寺院建立60周年を記念して写真を撮り、会場を会館に移して祝賀会が行われた。
 仏教会会長の土井正敏氏、仏教婦人会会長の土井静枝氏、仏教壮年会会長の桜田幸雄氏、最後に松峯総長の祝辞が述べられ、来賓としては西森ルイス州議が祝辞を述べた。
 この後80歳以上の信徒(ロンドリーナ管内)敬老者、男子91歳の沼田信一氏以下、24人、女子100歳の福田みよさん以下、21人に記念品が贈られ、また功労者にも記念品が手渡された。
 西森州議の乾杯の音頭で祝盃の後、壮年会の料理による食事が供され、午後1時からロンドリーナ仏教婦人会のコーラスを皮切りに、交歓演芸会に移り大いに賑わった。終了後は美味しいソーメンのご馳走にみんな舌鼓を打って、午後5時に散会した。(中川芳則通信員)

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