グァタパラの生徒と交流会=サ日本人学校6年生が訪問

ニッケイ新聞 2010年1月12日付け

 サンパウロ日本人学校の6年生16人が11月19、20両日、サンパウロ州グァタパラ移住地を訪れ地元日本語学校との交流会、移住地見学などに参加した。
 同訪問は日本人学校の修学旅行を兼ねて行われたもの。引率教師3人を含む22人の参加者は、19日午後に到着後、組合の洗卵・選別作業を見学。続いて移住地内モンブカ墓地で拓魂碑の由来について説明を受け、献花、焼香した。
 文協会館に荷物を下ろすと、早速男子はサッカー、女子はダンスの練習で交流会を開始。午後7時から行われた「出会いの式」では両校生徒が向かい合って並び、グァタパラの脇山教育委員長は「多くの国がある中で皆さんがブラジルに来て、滞在される間にグァタパラに来られたことは奇跡に近い縁。少年少女時代の思い出となるような交流会にしましょう」と歓迎の言葉を送った。両校生徒代表も「お互い友達になり、良い思い出となる交流会にしましょう」と呼びかけあった。
 式の後は婦人らが腕によりをかけた料理に舌鼓。両校から3曲ずつ歌を披露した後はキャンプファイアーも行われ、子供たちは火を囲んで歌やゲームを楽しんだ。
 2日目の朝食は、早朝から移住地各区の役員が用意した。食後は「YOSAKOIソーラン交流」。日本人学校生徒が「南中ソーラン」を披露し、その後はグループごとに練習し、最後に全員で踊った。
 昼食までの時間は再びサッカーを楽しみ、昼食。記念撮影をして2日間の交流会を終了した。
 今月には日本人学校で交流会が予定されている。(グァタパラ新聞)