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大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年1月15日付け

 岩手県人会主催わんこそば大会の様子が、NHK盛岡放送の番組「おばんですいわて」の「ビデオだより」コーナーで放映された。その番組を録画した映像がようやく届いた。「番組司会者からお碗が大きいと指摘されていた」と笑う千田曠暁会長。また、DVDが送られてきた封筒には同コーナーへの新たな応募用紙も同封されており、「次はフェスティバル・ド・ジャポンの様子を投稿しようかな」と母県への広報活動に腕まくり。
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 昨年12月から朝日、産経、毎日、日経、東京新聞など各紙でブラジル通貨レアルの為替レートが掲載され始めた。ブラジルでのサッカーW杯(2014年)、オリンピック開催(2016年)決定による関心の高まりからか、読者の要望が増えたことがあるよう。サイトでの掲載はなく、現在では紙面だけ。
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 植樹を進めるブラジル・ニッポン移住者協会の小山昭朗会長によれば、サンパウロ市内ではすでに植える場所がなく、サンパウロ州立チエテ・エコロジコ公園内に、以前植樹した苗木の間を縫って植えたりと、別の方法で環境問題に対処していきたいのだとか。使用済みの箸を回収し、パルプの原料として再利用したり、アマゾンで植林をするグループの支援をしたり、いろいろなアイデアがあり試行錯誤中。場所がないと始まらない植樹。広大な土地がありそうなブラジル、サンパウロ市内ならではの悩みか。

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