大耳小耳

ニッケイ新聞 2010年2月5日付け

 群馬県人会が新たな教室を開講する。その名も「だんべい踊り」。同県前橋市の舞踏家が考えたというこの踊り。前橋音頭をアレンジし、振り付けたもので、前橋の市木「イチョウ」の葉をかたどった鳴子を手に持ち踊る。振り付けは自由でサンバやボサノバ調のものも。現在、短期で母県に留学し、この踊りを身につけた生徒が中心になり、同県人会の日本語学校の生徒に特訓中。来週から教室を開始するとか。
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 サンパウロ日本人学校は、1月13、14日に9事業所で恒例の職場体験学習を実施した。本紙で研修を行った原淑乃、桐生有彩さんから先日、丁寧なお礼の手紙が届いた。「拝啓 暑い日が続いておりますが―」と始まり、きちんと練られた内容で、大人顔負けの文章に感心。一方、同封されていた学校からのポ語で書かれた礼状には、綴りの誤りがチラホラ…。
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 サッカー日本代表が2日に大分県でベネズエラ代表と親善試合をして無得点で引き分けたが、エスタード通信は試合結果を報じた後、「ベネズエラは南ア大会にすら出場しない」とばっさり。つまり、W杯レベルでないチームと自国で親善試合をやっても、日本代表は1点すら入れられないとの酷評だ。岡田監督は試合後に「勝てなくて残念だったが、ベネズエラがすばらしいプレッシャーをかけてくれて、良い経験ができた。いい感じで東アジア大会を迎えられる」とコメント…。