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マリンガ=ACEMA新会長に岩本さん=会館改修、会員拡充が課題に

ニッケイ新聞 2010年3月19日付け

 マリンガ文化体育協会(ACEMA)の会長が鈴木エドゥアルドさん(64、二世)から、岩本ミゲルさん(60、二世)に交代した。2人は15日午後、佐藤セルジオ理事を伴い、本紙にあいさつに訪れた。
 ACEMAの会員は、現在約1千家族。毎年10万人が訪れる日伯祭りや雛祭り、ソフトボール、ゲートボール、野球大会など年間通し様々な行事を催す。ACEMAの日本語学校では、約150人が日語を学習している。
 鈴木さんは07~09年まで3期3年間会長職を務め、ブラジル日本移民百周年事業に尽力してきた。「同事業に関われたことは感慨深い。皆さんのこれまでの協力に感謝したい」とあいさつした。今後は、相談役として会を支える。
 岩本さんは、これまで副会長を8年務め、今回会長に就任した。
 「引き続き日本文化の継承に努め、イベントを盛り上げていきたい」と熱意を見せ、「今年は、会館の改修や会員の拡充に力を注いでいく」と目標を掲げた。

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