リベイラ連合=会長に山村氏再選=近隣8地区の連絡密に

ニッケイ新聞 2010年4月17日付け

 リベイラ沿岸日系団体連合会(FENIVAR)は3月27日、パリケーラス日伯文化協会に於いて定期総会を開催し、8地区(イグアッペ、パリケーラス、ジャクピランガ、レジストロ、セッテ・バーラス、ジュキア、ペドロ・デ・トレド、ミラカツ)の代表約40人が出席した。
 パリケーラス文協会長の大庭貞夫さんが議長を務め、昨年度の会計報告、事業報告が承認された後、本年度の予算、事業計画が承認された。
 選挙が行なわれ、レジストロの山村敏明さんが再選された。第1副会長は斉藤咲夫さん(ジャクピランガ)、第2副会長は金城ペドロさん(ミラカツ)が選出された。
 なお、正監事には田巻ロジェリオ、金子国栄、遠藤寅重さん、補充監事には野村勝、佐々木三郎、金城ソランジさんが選ばれた。顧問は石田豊、宇野アリさんが留任した。
 FENIVARは2006年に創立され、生みの親とも言うべき山村敏明さんは5年連続会長を務める事になる。レジストロの場合、レジストロ・ベースボール・クラブ(RBBC)が長年、日系団体の代表的立場で比較的遠い聖南西文化体育連盟(UCES)に創立当時から加入し、現在に至っているが、その反面近くのリベイラ沿岸地区の日系団体との交流は殆ど無かった。
 FENIVARの誕生によって、お互いにこの地域の日系団体の行事に参加して、横の繋がりが活発になった。
 総会終了後、パリケーラス文協の婦人部の心を込めたご馳走を食べながら歓談し合い、親交を深めた。(金子国栄さん通信)