日系文学会=文章教室フェリッシモ=第2期生を募集中

ニッケイ新聞 2010年4月24日付け

 日系文学会「文章教室フェリッシモ」(横山昌子代表)は第2期生を募集している。
 同教室は一年前に始まり、現在は岩手県人会館(R. Tomaz Gonzaga, 95-M)で月に一度、定められたテーマの下、発表会形式で教室を開いている。テーマは幅広く、コロニア以外のことについても書いていくという。
 「文学作品など一度も書いた事などなかった。お高くなく、親しみやすいのがこの教室の良い所」と語る谷口範之さんはこの教室に熱心に通う1人。最近「一枚の写真」という作品で武本文学賞の随筆部門で佳作に選ばれた。
 講師を務める梅崎嘉明さん(ブラジル日本文学協会元会長)は「少しのアドバイスですぐ文章はうまくなる。楽しむのが大切」と語る。広川和子さんも、「一年間の活動を通じて、皆さん次第に本心から文章を書けるようになってきて、とてもいい雰囲気で授業が進んでいます」と教室に通う人達の変化を説明する。
 「文章に興味がある人、基礎の基礎から楽しく教えます。若い人、女性の参加も待っています。自分史を書きたいという人も大歓迎」と一行は参加を呼びかけた。
 連絡は、電話=11・9971・2776(横山)または9936・6704(広川)まで。