農業の山本喜誉司賞=今年で節目の40回目=6月末まで応募受付け

ニッケイ新聞 2010年4月29日付け

 農業分野の貢献者に贈られる山本喜誉司賞の応募案内のため、同選考委員会の高橋一水委員長、ブラジル日本文化福祉協会事務局長の中島エドアルド剛両氏が来社した。
 今年で40回目を迎える同賞の選考基準は、「品種改良」「技術革新などの農業専門分野での功績」「農業分野へのあらゆる社会的貢献度」のいずれかに該当し、地域から推された人。応募には2団体以上の推薦状が必要。
 昨年来、選考方法などに対する批判の声などもあるとして、高橋委員長は「例年より、吟味の時間を長く取る」と話す。
 応募は書面であれば形式は自由だが、今年から文協に推薦用の書式が用意されている。直接持参するか、郵送または電子メールで応募すること。
 締め切りは6月30日。郵送の場合は同日の消印有効。9月末に受賞者が発表される予定。
 応募、問い合わせ先はブラジル日本文化福祉協会の山本喜誉司賞選考委員会。住所=R. Sao Joaquim, 381, Liberdade, Sao Paulo、電話=11・3208・1755、Fax=11・3208・5519、電子メール=bunkyousp@bunkyo.org.br