県連=フェスティバルに協力を=各県人会に参加よびかけ

ニッケイ新聞 2010年5月7日付け

 ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、与儀昭雄会長)の代表者会議が4月29日に文協ビルで開かれた。
 「第13回フェスティバル・ド・ジャポン」について、実行委員長の坂本アウグスト栃木県人会長が報告。今年は選挙年のため政治家の支援が受けられないが、大手スポンサーとの話は進められているという。
 実行委では各県人会から代表者を出してもらうよう呼びかけており、現在毎週の定例会議に参加している県人会は20県ほどだという。坂本委員長はあらためて各県人会に参加を要請。「今年はできるだけ問題がないよう各県から一人ずつ手伝ってほしい」と呼びかけた。
 席上、小山田祥雄副会長(熊本)が郷土食の担当に就任したことが発表された。
 木原好規第3会計(和歌山)から、毎年イビラプエラ公園内開拓先没者慰霊碑前で行なっている「移民の日」仏式法要を6月18日に実施することが報告された。当日は送迎バスを2台準備し、午前8時半ごろから文協ビル前を出発する予定だという。
 園田昭憲副会長が、第2回県人会対抗マレットゴルフ大会を7月25日にイタペセリカの田畑コースで開催する件を案内。昨年は18県から150人が参加、今年は200人程度出場する見込みだという。「役員の皆さんが顔を出せば選手も喜ぶので、ぜひ参加してほしい」と話した。
 今回の会議では、新しい人を含む県連相談役13人と、県連内の11委員会(うち国内委員会内に8小委員会)の担当者が発表された。
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 このほか、会議の前に社会福祉法人「こどものその」の谷口ジョゼー理事長が訪れ、同団体が発行するリッファについて説明、協力を求めた。