「日本の心を歌で届けたい」=紅白出場歌手=原田悠里さんが公演=「木曽路の女」「津軽の花」=協力券、各所で発売中

ニッケイ新聞 2010年5月15日付け

 紅白歌合戦に3回出場した演歌歌手、原田悠里さんの初ブラジル公演が7月18日、文協大講堂で開催される。原田悠里ブラジル公演実行委員会(横田パウロ実行委員長)の主催、成和塾の協賛、文協、援協、県連など多数の日系団体が後援している。

 原田さんは「木曽路の女」「津軽の花」などのヒット曲を持ち、3回の紅白歌合戦出場、日本レコード大賞で最優秀作品賞2回、金賞4回を受賞する本格派演歌歌手。テレビでの活躍も多い。
 同公演は原田さん自身が日本の盛和塾の塾生であることから、ブラジルに馴染みの深い塾生の間で、「ぜひブラジル公演を」という声がでたことから実現に至った。
 今回が初来伯の原田さんは、以前から、ブラジル日系移民の歴史、および現在の日系コロニアについて興味を持っていたという。
 「故郷を離れ、ブラジルの地で一所懸命生きてきたコロニアの皆様に、せめて日本の心だけでも歌で届けることができたら」とメッセージを寄せている。
 当日は、数々のヒット曲と共に、日本文化・伝統を歌い上げ、奈良平城遷都1300年公式応援ソングに選ばれた「古都旅情」(小椋佳作詞、尾崎和行作曲)が披露される。
 同公演の協力券は以下の団体、店舗で取り扱われている。
 明石屋(11・3208・1833)、日本品(11・2942・8096)、新寿し(11・3889・8700)、スキヤキサウーデ(11・5589・9594)、ラジル日本文化福祉協会(11・3208・1755)ニッケイ新聞社(11・3208・3977)、サンパウロ新聞社(11・3209・5922)、ニッポンセンター(11・2256・5364)、トミビデオ(11・3209・5654)、らーめん和(11・3277・4286)