文協＝コロニア芸能祭と白寿表彰＝７０グループ３５０人が熱演＝２６、２７日

ニッケイ新聞　２０１０年６月２２日付け

　日本移民１０２周年記念「第４５回コロニア芸能祭」が２６、２７両日、サンパウロ市の文協大講堂（R. Sao Joaquim, 381）で開催される。文協芸能委員会の頃末アンドレ委員長、楠本ルミ副委員長、委員の高橋五男さん、斉藤美恵さんが案内に来社した。
　今年は約７０グループ、のべ３５０人が出演。日舞、洋舞、太鼓、沖縄舞踊、民謡、神楽、大正琴、邦楽、ＹＯＳＡＫＯＩソーラン、和太鼓、講談、カラオケ、ベリーダンス、社交ダンスなど、２日間にわたり様々な舞台を披露する。
　４５回の節目となる今回は、花柳金龍会がフィナーレを演出する。「どんな舞台かは私たちも知りません」と頃末委員長は期待をもたせる。
　今年７年目の来伯公演を行う中平マリコさんも２６、２７両日正午から出演。さらに２６日正午からは、先日のＮＨＫのど自慢チャンピオン大会で優勝したロベルチーニョ・カサノバさんが数曲を披露する予定だ。
　２６日は午前９時から午後５時、２７日は午前１０時（午前９時から文協白寿者表彰）から午後６時ごろまで。
　案内の一行は「４５回目の節目の年。皆さんにがんばってもらい、盛大な催しにしたい」と語り、来場を呼びかけた。
　入場無料だが、主催者は１キロの保存の効く食料品を持参するよう呼びかけている。集まった食品は後日、日系福祉団体などに寄付される。
　問い合わせは文協（１１・３２０８・１７５５）まで。