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東西南北

ニッケイ新聞 2010年6月24日付け

 W杯ではC、D組の第3戦4試合が行われた23日。C組の英国対スロベニアは1対0、米国対アルジェリアも1対0で終了し、D組のドイツ対ガーナは1対0、オーストラリア対セルビアは2対1で試合終了となった。C組からは英国と米国が、D組からはドイツと共に得失点差でガーナが決勝トーナメントに。
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 冬に入った直後の22日に寒波に見舞われた南部では、南大河州クアライーでのマイナス1・5度を皮切りに、ポルト・アレグレでも3度などの今年の最低気温を記録。23日のサンタカタリーナではマイナス1度、南大河は0度、パラナ4度と予想されていたが、北東伯の大雨を誘った第2要因とされるラニーニャ現象が起きた時は、南部から中西部にかけては乾燥が続き、寒波も頻繁に来るという。
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 サンパウロ市北部で22日の弊店間際に起きたイタウー銀行強盗は、16人もの人質がとられ、駆けつけた警察が交渉した末、犯人6人の逮捕という顛末で終った。マンダキーにあるイタウー銀行が強盗に襲われたとの通報が軍警に入ったのは16時20分頃。犯人は複数で武装していると告げられた警察は特殊部隊も動員して現場に急行したが、専任のスタッフが強盗団と交渉した結果、特別な抵抗もなく人質を解放した上、全員が投降。連行された一味を取り調べた担当官によれば、使われた銃器は皆おもちゃだったという、うそのような本当の話。
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 米国中銀が23日、政策金利の0~0・25%維持を決めた。12年のインフレ目標は年間4・5%プラスマイナス2ポイントの線を維持する意向のブラジルでは2桁金利を年内にまた引上げの予定。この差はどこから?

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