参院選=今日から在外公館選挙=サンパウロは文協ビルで=3日まで

ニッケイ新聞 2010年6月25日付け

 第22回参議院議員通常選挙が24日に公示された。日本での投開票(7月11日)に先立ち、25日から世界各地で在外公館投票が始まる。日本国外の有権者にとっては8度目の在外選挙となる。
 昨年の政権交代後初めての参院選となる今回は、比例代表に12政党・政治団体の計187人、選挙区に251人の計438人が立候補した。候補者数が400人を超えたのは01年以来9年ぶり。
 ブラジル国内の投票期間は7月3日まで。サンパウロ領事館管内の投票所は、リベルダーデ区の文協ビル(R. Sao Joaquim, 381)展示室および体育館。その他の地域は在外公館の事務所内などに投票場所が設置される。投票時間は午前9時半から午後5時。投票にあたっては、在外選挙人証、旅券等の身分証明書(顔写真付き、原本のみ有効、コピー不可)を持参すること。
 文協ビルでは期間中、正面玄関等に看板、案内係が配置される他、必要書類への代筆、援協派遣の救護班、体の不自由な有権者に対応する係もいる。
 郵便投票の場合は、日本国内の投票日(7月11日)午後8時までに投票所に到着するよう、登録先の市区町村選挙管理委員会に郵送すること。
 また、郵便投票で投票用紙を請求し、既に受け取った有権者で公館投票を行いたい場合は、投票用紙、内封筒、外封筒を受付で返却する必要がある。