パラグアイの折り鶴=被爆地広島に届く

ニッケイ新聞 2010年7月15日付け

 【中国新聞】国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として南米パラグアイで看護師や教師を務めた3人が9日、広島市中区の平和記念公園の原爆の子の像に、折り鶴500羽をささげた。昨年、現地の11カ所で開いた原爆展で集まった1000羽を広島と長崎に分けた。
 訪れたのは、3月以降に任期を終えて帰国した長崎県諫早市の中村由梨子さん(32)、横浜市の石辺依子さん(28)、静岡市の漆畑奈々子さん(30)。会場で「ぜひ広島と長崎に届けて」と請われ、持ち込みを決意した。