レジストロ=満天の星の下で盆踊り=参加2千人、サンドラ市長も

ニッケイ新聞 2010年8月21日付け

 レジストロ市の『第50回盆踊り大会』が市内ベイラリオ広場で14日夜に開かれ、約2千人の参加者が満天の星のもとで踊りの輪を作った。
 レジストロ西本願寺、レジストロ文協、市役所、ベースボールクラブが共催、サンタンダンデール銀行、地元商社の支援もあった。
 午後7時から追悼法要を行った西本願寺の高橋一心師は、ちょうど50年前にレジストロ西本願寺の庭で仏教徒の日系人を中心に始まった歴史を話し、現在では非日系の老若男女も集う祭りとなったことを喜んだ。
 サンドラ・ケネディ市長、黒沢森男・西本願寺護持会会長、金子国栄レジストロ文協会長、山村敏明リベイラ沿岸連合会会長らのほか、クリチーバからの団体、地元から約2千人が参加し、盛大に行なわれた。
 盆踊りの間には、文協の和太鼓、民謡、マツリダンス、よさこいソーランも披露され、大きな拍手を浴びていた。
 焼きそば、うどん、てんぷら、寿司などの屋台も好評だった。
 先月、文協の会員となったばかりのサンドラ市長夫婦も踊りの輪の中に加わり、〃大奮闘〃の様子を見せていた。(金子国栄さん通信)