池坊華道南米支部=創立50周年、盛大に開催=45代家元が来伯、花展も

ニッケイ新聞 2010年8月25日付け

 今年、創立から50年を迎える「池坊華道南米支部」(島野蝶子支部長)は今月28、29日の両日、サンパウロ市文化センター(Rua Vergueiro, 1000)で記念花展を開催する。
 日本から華道家元池坊四十五世専永宗匠を迎えた開会式は、27日午後7時半から行われる。
 専永宗匠は、生花デモンストレーションを28日午後2時半から、日本文化協会貴賓室で行なうほか、日本から持参する花器で黄イペーや旬の花を題材に〃日伯友好〃の作品も手掛ける。
 島野支部長、高田和枝、小川雅子両副支部長、河村徳子ブラジル支部長、田中涼華ラテン・アメリカ橘支部長、野村マリア・カルモ同副支部長と共に会員向けの講座のため来伯中の野田学派遣教授が案内のため19日来社した。
 「花が芽生え、友情が芽生える。生け花を通じて日本とブラジルの絆がより深くなれば」と多くの人に来場を呼びかけた。
 問合せ先は池坊南米支部(11・3207・4876)まで。