州議選=コロニアと伯社会のパイプに=小林ヴィットル候補が抱負

ニッケイ新聞 2010年9月11日付け

 10月に行なわれる統一選挙でPSDB(民主社会党)からサンパウロ州議選へ立候補を表明している小林ヴィットル候補が18日に来社し、意気込みを語った。
 ヴィットル氏は故小林パウロ連邦下議の息子。「父が生前より社会活動に力を入れていた理念」を受け継ぎ、2005年に非営利団体『インスティトゥート・パウロ・コバヤシ』を設立。
 日系団体と連携を持ちながら、サンパウロ州各地で重点的に社会福祉活動を展開している。選挙活動に専念するため、同団体の代表は今年1月に辞任した。
 「現在、コロニアと伯社会を結ぶリーダーがいない。パイプ役として、よりよいサンパウロにしていきたい」と力説した。