小林ヴィットル候補、惜しくも…=「コロニアの支援感じた」

ニッケイ新聞 2010年10月9日付け

 県連主催第13回日本祭の際にブラジル日系文学の文芸コーナーで行われたコンクールは、今年で6回目を迎えた。郵便および会場で受付された俳句と短歌、第3回増田恒河賞(ポ語)の選考結果がこのたび発表となった。授賞式は来年3月頃に武本文学賞の授賞式と一緒に行われる予定。俳句の一般応募総数は109句で選者は次の4人。
【星野瞳選】
◎特選「和太鼓に国のまほろば郷土祭」(サンパウロ、加藤淑子)
◎佳作「芽柳に日本祭の人出かな」(ソロカバ、住谷久)
【栢野桂山選】
◎特選「和太鼓に国のまほろば郷土祭」(サンパウロ、加藤淑子)
◎佳作「角磨く鹿白蟻の塔を突く」(フェルナンドポリス、菅原岩山)
【間嶋稲花水選】
◎特選「赤鳥居くぐれば日本祭かな」(ソロカバ、住谷久)
◎佳作「郷土祭金魚すくいに我忘れ」(クリチーバ、外山洋子)
【富重久子選】
◎特選「芽柳に日本祭の人出かな」(ソロカバ、住谷久)
◎佳作「若者が夜を盛り上げ郷土祭」(サンパウロ  浜田一穴)
※短歌応募総数37首
【梅崎嘉明選】
◎特選「郷土まつり伝統文化の真髄に心ゆくまで触るるよろこび」(スザノ、藤田朝日子)
◎佳作「平城の遷都記念とう会場にでんと座りし紙の大仏」(サンパウロ、広田ユキ)
《第3回増田恒河賞》
※ハイカイ(ポ語)応募総数41句
【エジソン・ケンジ・イウラ・テルコ・オダ選】
1位=ヘジナ・アロンソ
2位=ブルナ・マルケス・アルベス
3位=ヘネウ・ド・アマラル・ベルニ
4位=マルリイ・マルドゥッコ・パルマ
5位=マルザ・ドゥアルテ
※こども俳句(ポ語)応募総数53句
1位=アドゥリエリイ・サントス・リマ
2位=ナザニィ・カスチリョ・デ・ソウザ
3位=ミレネ・アンドレイア・デ・ソウザ
4位=ダニエル・デ・マットス・ロペス
5位=サブリナ・ジオニジオ