日系家庭に強盗侵入=通報で何も盗らず逃走

ニッケイ新聞 2010年10月9日付け

 8日付けアゴラ紙によれば、4人組の強盗が7日午後1時ごろ、サンパウロ市アウト・デ・ピニェイロス区の日系家庭に押し入り、20万レアル相当の宝石と40個の時計などを奪おうとした。
 強盗は、門番が掃除をしている時に取り囲み、脅して家に侵入した。家主である75歳の日系女性、料理人、ペンキ塗り2人などを制圧し、金目の品々をかき集めた。
 強盗の侵入をたまたま見ていた工事夫の通報により軍警が駆けつけ、外で見張りをしていた一人が現行犯逮捕されたが、残り3人は何も取らずに逃走した。日系家族に怪我人はいなかった。