レジストロ=第56回灯ろう流し=相撲、盆踊り、花火も

ニッケイ新聞 2010年10月14日付け

 今年56回を迎えるサンパウロ州レジストロの名物イベント「灯ろう流し」が11月1、2の両日、同市ベイラ・リオ公園で盛大に催される。
 レジストロ日伯文化協会、日蓮宗恵明寺、レジストロベースボールクラブ、レジストロ市の共催。
 毎年ブラジルのお盆にあたる「死者の日」(Finados)に行われ、2千基以上の灯ろうが流される。レジストロを貫く国道116号での事故、リベイラ川の水難被害者の冥福を祈る法要が行われるほか、奉納相撲、盆踊りも催される。
 バンカも多く出店、マンジューバの刺身が地元人気料理だ。イベントの最後には、花火も打ち上げられることでも有名。
 金子国栄文協会長と佐々木悟実行委員長が案内のため9月30日に来社し、「昨年は約2万人が来場したレジストロの一大行事です。どうぞ足をお運びください」と呼びかけた。
 灯ろう(15レアル)も一般に販売されており、事前に購入できる。
 問い合わせは文協(13・3822・4144/2865、メール acbrgt@uol.com.br)まで。