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石川県人会=多彩な文化活動一堂に=第11回文化祭にぎわう=無料絵手紙教室も人気

ニッケイ新聞 2010年11月2日付け

 ブラジル石川県人会(小堀ジェラルド会長)主催の第11回県人文化祭が16、17両日に開催され、160人が来場して同県人会で活動する水彩画、陶芸、俳句、謡曲、生花、絵手紙などの作品の展示、発表に関心をよせた。

 石川県の伝統工芸品、加賀友禅の天井が自慢の同県人会館で開催された文化祭。初日の開会式で小堀会長は、「今年からチラシも作成した。大勢の方の来場を願う」と述べ、山下譲二文協副会長が県人会の活動を称賛した。
 山下氏は同県人会で謡曲の指導を受けており、「当時の背景を理解したいから」と同じく教室に通う田中路子さん(79、東京)らと「竹生島」を披露した。
 入り口付近に飾られた水彩画作品の指導を行った中嶋岩雄さんは、「各自書きたいものを書いてもらっている」と自身の教室を説明する。
 水彩画は現在会員8人、生徒の作品について「一世は日本の四季の色彩が目立ち、二世は緑と太陽のような元気な色が目立つ」と差異を見出す。
 海岸沿いの町並み、異国の住民を描いた生徒の黒田やす子さん(69)は、「還暦を境に色々習い事を始めたが、絵が一番長く続いている」と話し、展示作品を見て回っていた。
 同県人会の窯を使って作られた陶芸類も販売。無料で体験できる絵手紙教室には、初心者、経験者を問わず来場者が参加した。
 伯国には絵手紙に適した葉書大の紙がなく、カフェ用の厚いフィルターで代用。参加者は筆や割り箸を使い絵のにじみ、かすれを楽しみ、添えられた言葉と絵との組み合わせが醸し出す趣を楽しんでいた。

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