ADESCフェイラ=全会員が自慢の品を販売=SBC病院で8、9日

ニッケイ新聞 2010年12月3日付け

 ブラジル農協婦人部連合会(ADESC、上芝原初美会長)は、『手作り加工品市』(吉泉美和子実行委員長)を、8、9の両日午前8時から午後5時まで、SBC病院(Rua Blumenau, 320 – Vila Leopoldina)の駐車場で開く。
 宮城県人会、カウカイア、ヴァ・グランデで毎月行われているフェイラの拡大版。今年で14回目となる。
 全16支部(約160会員)による野菜や果物、花卉類などが販売され、お菓子や味噌、漬け物など加工食品も多数揃う。バイーア支部からのマモン、コカーダ、タピオカも。
 会員手作りの昼食も好評で「アルカショフラのパステルは、毎年楽しみに来る人がいるほど」(吉泉委員長)の人気ぶりだとか。
 「手工芸品の品揃えも豊富。是非クリスマスの贈り物にどうぞ」と玉腰豊子さんは呼びかける。
 94年のコチア産組解散をきっかけに、翌年結成したADESC。往時の婦人たちも高齢化し、参加する人も減っていることを指摘する上芝原初美会長は、「コチア時代に頑張った婦人のみなさんにも来てほしい。懐かしい顔が必ずいるはず」と交流の場にもしたい考えを示す。
 「美味しいものがあります。ぜひ足をお運びください!」と3人は笑顔で声を揃えた。