文協=1年間の集大成見て=恒例の絵画教室作品展=10日から

ニッケイ新聞 2010年12月7日付け

 文協絵画教室の生徒による作品展が10日から12日まで、文協ビル(R. Sao Joaquim, 381)1階のブラジル日系美術館で開かれる。同展は今回で37回目。指導者の近藤敏さんと、息子で補助役の直人さん、生徒の吉川篤子さん、小野範子さんが案内のため来社した。
 同教室に通う23人の生徒らによる約60点の作品が展示され、その1年間の成果を披露する同展。
 「書くことを楽しみながら、自分を表現するための勉強」と近藤さんは同教室について説明し、「50~80歳代の生徒らが、保守的にならず、自身にとって新しいことを試み続けている」と生徒らの日々の熱心な絵への取り組みを語った。
 10日午後7時から同館で開会式。11、12両日は午前10時から午後6時まで開催。生徒の吉川さん、小野さんは、「2日間と短い間ですが、皆さんどうぞご来場ください」と呼びかけた。
 問いわせは文協(11・3208・1755)まで。