フレンズ紅白19日に=「今年最後、観客喜ばせる」

ニッケイ新聞 2010年12月15日付け

 今年もザ・フレンズ文化福祉協会(蛯原忠男会長)が主催する第14回グラン紅白歌合戦が19日午前10時から午後5時まで、文協大講堂(R. Sao Joaquim, 381)で開催される。「こどものその」を支援するため、1キロの腐らない食料や洗濯洗剤等を入場券の代わりに持ってくることを呼びかけている。
 BANDテレビ局がスポンサーとして大型協力、当日は同局有名スポーツ解説者が社長代理として出席する他、同局有名日系アナウンサーのイシダ・ジゼリさん、ブルーツリーホテルの青木智栄子社長などが審査員を務める予定だという。
 演出を担当した原正男さんは「今回のテーマである『ハーモニー、平和、希望』を意識し、それぞれの曲に似合う照明などの演出を考えている。歌手一人だけでは出せない魅力を、全員で団結することで表現できる」と説明する。
 当日はコロニアのトップ級の男女34組が歌う。トリは全員がステージに上がる豪華なもの。中川澄子会計理事は「立派な紅白になるようにみんなでがんばってます」、山口瑞枝副会長も「準備は大変だけど、いい紅白にするためにみんな張り切っている」という。
 第2部で『都会の天使たち』を蓮沼マリさんとデュエットする予定の蛯原会長は、「紅白といえば年最大、最後の催し。この一年間あちこちでのカラオケ大会で上位入賞した、お客さんを喜ばせる素質をもった歌手に声をかけた。楽しんでもらえるショーになるはず」と来場を薦めた。