トメアスー高齢者の集い再発足=名称は「緑の会―グリーンクラブ」が有力

ニッケイ新聞 2010年12月17日付け

 【パラー州ベレン発】トメアスー高齢者の集いが5日午前9時からカントリークラブゴルフ場3番ホールで開催され、37人が参加して新たな組織として発足した。
 トメアスーの高齢者の集いは、世話役であった故伊藤武さん(06年6月没)逝去後、世話人不在で疎遠になっていたが、集いを再生させ新たな活動(教養、娯楽、旅行)を始めたいと発起人(鈴木耕治、角田修司、南部尚、梅沢保司)を結成し今回の発足となったもの。
 新しい組織のもとで、発足記念事業として第一回教養コースの集いとなる映像作家岡村淳さんの作品上映会「岡村淳・ライブ・イン・トメアスー(10月22・23日開催)」を企画したが、連絡不十分で発足に至らなかった経緯がある。今回は第2回野外レクレーションを兼ねて正式に発足した。
 高齢者の集いは、クラブハウスで午前9時から開催され、鈴木耕治発起人代表が開会を宣言、角田修司発起人が発起人会結成の趣旨を説明。乙幡アルベルト文協会長挨拶の後、今回の集いを鈴木代表が説明した。
 9時半に会場の3番ホールへ徒歩で移動、長井真澄文協副会長の指導でパター競技大会(個人・男女カップル)を楽しんだ。
 文協婦人部特製の豚汁で昼食会。午後1時から役員選出に移り、会長に平水重行、副会長に高橋はる、業務役員に鈴木耕治、角田修司、南部尚、梅沢保司らが選出された。
 午後1時半に閉会して徒歩でクラブハウスに集合、有志のみで反省会を開き、高齢者の集いの名称について話し合った。
 緑の会、グリーンクラブ、クリ―ンクラブ、留安会、春秋会、シルバークラブなど列挙されたが決定は持ち越された。「緑の会―グリーンクラブ」が有力候補の様だと伝えられ、今後の活躍が期待されている。(下小薗昭仁パラー州通信員)