大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年4月16日付け

 ブラジルを代表する22人のシェフによる震災支援のチャリティジャンタがホテル「Unique」(Av. Brigadeiro Luis Antonio, 4700, Jardim Paulista)で17日午後7時から行なわれる。参加費は500レアルで500人分を用意するという。造形作家、大竹富江さんの作品もオークションにかけられる。詳しくは文協(11・3208・1755)まで。
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 9日に行われた花祭り法要は好天にも恵まれ、多くの人出がリベルダーデ広場を埋めた。中央の白象の前に釈迦像の置かれた花御堂が設置され、それに向かって仏教連合会の僧侶たちが座り法要。カメラマンの中には白象と釈迦像の間、つまり僧侶の真正面にじっくりと腰を据えて撮影する人あり、法要の最中に白象に触る人ありと様々。カメラマンに手を合わせているようで、はたから見ていると不思議な光景だった。さすがに真正面というのはちょっと〃罰当たり〃では、と思ったのは記者だけか。
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 県連故郷巡り一行は、サンカルロス文協で手作りの「オマモリ」を全員がプレゼントされた。同文協の折り紙グループと青年会が協力して制作したお土産で、「同心協力」の文字が書かれた折り紙だ。お金はかかっていないが、心のこもったお土産に一行はビックリ。壁にはアニメ研究会の張り紙やらカラオケ大会の告知も。日系、非日系の枠すらも越えた新しいの日系団体のあり方に、一行は感心していたようだった。
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 弊紙が配達契約しているトランス・フォーリャ社は15日、アマゾナス州都マナウス市への配達を一時的に停止すると連絡してきた。いつ頃まで停止なのかは今のところ不明だが、その間は郵便での配達になるので遅くなることをお詫びしたい。