大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年4月28日付け

 リオのサンバチームで踊る葛西ジョエさんがサンパウロ市の日系ルーテル教会で行なった「サンバリズム体操教室」が、好評のため継続して実施されることになった。初開催の14日には、3歳から88歳まで参加があったとか。今後は毎週木曜日の午前11時から正午まで実施。費用は1回20レ、月謝(4回)は60レで、初めての人は無料で試せるそう。サンバで健康と美容を、とジョエさんは案内している。教会住所は、R. Pandia Calogeras, 54。電話=11・2305・7088まで。
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 リベイロン・ピーレス市で21日にあった虚子忌俳句大会。南マットグロッソ州から参加した那須千尋さんは、前日の午後4時にバスに乗り込み、15時間かけてサンパウロ市に到着した。今回初めての参加ながら、何度も句が選ばれた。「南麻州は自然に囲まれており、日常風景をそのまま詠んだ」と気負わず語る。耳子が気に入った一句を紹介。「秋耕や とうもろこしが 伸び悩み」。
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 ブラジルに約5年ぶりに上陸し、リベルダーデ地区に住み始めて1週間の新来研修記者だが、以前生活していたミナス州では、カロリーの高い食事を遅い時間に摂る生活が半年続き、渡航前と比べて数キロオーバーして帰国した。日本食を食べ始めると程なくして元に戻ったが、今回も前回と同じことになるのではと不安なので、日本のものより格段においしく、値段も安い果物で生活しようかと思案中。