県連=好評の第1回演芸会=屋台祭りに花添える


日系社会ニュース

ニッケイ新聞 2011年4月29日付け

 愛知、和歌山、大分、滋賀の4県人会合同による屋台祭りが10日、愛知県人会館で開かれた。各県自慢の料理を振舞う恒例行事も13回目。さらに今回は初めての試みとして県人会などによる演芸会も開かれ、賑わった。
 正午前から始まった演芸会には広島県人会(神楽保存会)、鳥取、山口、島根、沖縄などの県人会ほか、木下節生太鼓グループなども出演して計11演目が披露された。
 神楽保存会は祝賀の席などで踊られる「恵比寿舞」を演じ、恵比寿さまが最後に鯛を釣り上げる場面などユーモラスな舞が会場を盛り上げた。そのほか鳥取の銭太鼓や傘踊り、海藤民謡グループによる花笠音頭、長唄、股旅物の日本舞踊、沖縄の「ヒーローズ三線バンド」による歌など、普段の日系イベントでは見られないものも含め様々な出し物が訪れた人を楽しませていた。