鹿児島研修生=鮫島由里穂さんが来伯=「色々な人と交流を」

ニッケイ新聞 2011年4月30日付け

 ブラジルと鹿児島県との交流を目的とした鹿児島県農業・語学研修制度の本年度研修生、鮫島由里穂さん(24、姶良市)が、園田昭憲鹿児島県人会長と来社し、サンパウロ新聞での研修に向けての挨拶を行った。
 鮫島さんは鹿児島県出身で、東海大学農学部でイネに関する研究をした後、南日本放送に入社しラジオ放送の仕事に携わっていたが、「海外で長期の生活がしてみたい」と応募した。
 世界的に注目されるブラジル経済や日系社会に関心があるという鮫島さんは、「色々な人と交流し、見識を深めたい」と研修に期待を膨らませていた。
 今年は同制度を利用して、平山晶子さん(27、鹿児島市)がすでにピラール・ド・スール日本語学校で研修を始めている。二人は来年3月まで滞伯する。