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文協ドミンゴコンサート=ピアニストのグランド氏迎え=15日

ニッケイ新聞 2011年5月11日付け

 第54回文協ドミンゴコンサートが15日午前11時から文協小講堂(R.Sao Joaquim,381)で開かれる。主催の同音楽委員会(本田ジュリア委員長)から羽田宗義副委員長、大刀ミリアン、山川純子両委員が来社した。
 今回はピアニストのアラン・グランドさん(25)が出演し、ベートーベン、ショパン、リスト、エイトル・ビラ・ロボスなど著名な曲ほか、自身の作品、「五木の子守唄」「うれしいひな祭り」など日本の曲も演奏する。
 サンパウロ市出身、9歳で音楽をはじめたグランドさんはドラマチコ音楽学校を卒業後、サンパウロ市を中心に演奏活動を行う。08年にパウリスタ美術批評家協会の賞、11年にカルロス・ゴメス賞を受賞している。
 同委員会関係者がグランド氏と知り合ったことから話が進み、出演が決まったという。「年齢は若いが、すごいテクニシャン。日本の曲も楽譜から自分で選んでくれました。ぜひ足を運んでほしい」と一行は来場を呼びかけた。
 入場無料だが、1キロの保存の効く食料品の持参が必要。問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。

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