新刊案内=気功の魅力を日ポ両語で=塩田憲一著『老子・氣功』

ニッケイ新聞 2011年6月18日付け

 サンパウロの塩田健康センター院長の塩田憲一さんによる一般の人々に向けた氣功法の独習書『老子・氣功』(日ポ両語、365頁、パウロス出版、50レアル)が出版された。
 多くの学者によって解釈されてきた、古代中国思想家老子による「道徳経」が塩田さんの実践の基盤。
 同書によれば、それを正確に読み解く鍵は、氣功法の理解。独自の視点で道徳経を解明し、老子が口伝でしか伝えてこなかった道家の氣功法を伝える。
 「道家の歴史」「健康と長寿法」「『道徳経』の教え」「エネルギー習得・実践法」の5章から構成、実践法は写真説明付き。
 氣功の真髄である「内氣功」「道体操」「百齢太極拳」が収録されたDVDも。
 7月下旬より日系各書店で販売予定。予約受け付け中。太陽堂(11・3208・6588)、フォノマギ(3104・3329)、高野書店(3209・3313)、医療用器具販売店Bioaccus(3111・9040)。