東西南北

ニッケイ新聞　２０１１年６月２５日付け

　ブラジルで６月といえば、聖人の名前にちなんだ〃サントアントニオ〃前日の１２日から、〃サンペドロ〃の２９日まで続くフェスタ・ジュニーナが有名だが、最も盛大な２３、２４日の〃サンジョアン〃は、ポルトガル北部のポルト市で毎年２４日に開催される祭りがブラジルでも取り入れられたもの。ブラジルではペルナンブコ州やバイア州の〃サンジョアン〃が有名で、ペルナンブコ州では５０万人が集まったという。フェスタ・ジュニーナはトウモロコシを使った料理やワインを使うケントンなどがお馴染みだが、イタリア料理を楽しみたい人には、サンパウロ市ブラス区フェルナンデス・シウヴァ街９６番で７月３日までの週末開催のサンヴィットもお勧め。
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　南米各国の航空便の発着などに影響をもたらしたチリの火山の噴火で、アルゼンチンの観光地パタゴニアでは、火山灰を材料にしたレンガを作った人がいると２４日付Ｇ１サイト。セメントを少し混ぜれば、建築材料に適したレンガが出来るという。砂に見立てて浜辺のようにしようという案も出ているといい、灰に閉ざされた町の人々の発想は固定概念に縛られていない事を証明。
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　雨故のスリップは減るから事故減少かと期待した連休中の高速道は、無理な追い越しやスピード違反による事故多発。週末は雨の所もあるというから、更なる注意を。