ホーム | 日系社会ニュース | 援護協会=「乳がんの早期発見を」=婦人科人間ドック、8月

援護協会=「乳がんの早期発見を」=婦人科人間ドック、8月

ニッケイ新聞 2011年7月23日付け

 リベルダーデ医療センター(Rua Fagundes, 121)では、8月1〜31日まで、婦人科キャンペーンとして人間ドック(チェックアップ)を実施する。
 検査項目は診察、子宮細胞診、超音波検査(経膣、乳房)で、35歳以上の人には乳房X線検査(マンモグラフィー)も行う。
 案内のため援協の坂和三郎副会長、当間千鶴医師、事務局長補佐の足立操氏が21日、本紙を訪れた。
 当間医師は、「乳癌は患者が低年齢化している。早期発見が重要です」と呼びかける。
 結果が分かるのは約2週間後。同時に、特に乳癌の予防に関する指導を医師から受けられる。
 同医師によると、ビタミンD不足による乳癌発症リスクが指摘されている。「働く女性が増え、ストレスや食生活の変化でホルモンバランスが崩れ、発症に繋がるケースもある」と話す。
 乳房X線検査に関しては、昨年日本政府から提供された最新機器で行なわれる。
 35歳までは通常758レのところ、特別料金348レ。35歳以上は通常1151レのところ、特別料金493レ。
 予約は同センターまで直接、あるいは電話(11・3274・6500)で受け付けている。

image_print