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■ひとマチ点描■アリアンサ煎餅食べた?

ニッケイ新聞 2011年7月29日付け

 日本の観光地には必ずといって良いほど○○煎餅とか××饅頭がある。しかるに、意外にもブラジルにはこれがない。今回の日本祭りでは、さりげなくユバ農場のブースには「アリアンサ煎餅」が売られていたのを記者は見逃さなかった。
 カリッ、カリッ。小麦粉を焼いた香ばしさの中に、ほのかにカジュ—やらコーヒーの香りが混じる当たりが当地風。他にゴマ味、ピーナツ味もある。
 1920年代、日本で菓子職人をしていたカマノさんが同地に入植してお菓子屋をしていた。そこで作られたのがアリアンサ煎餅。しかしカマノさんの高齢化に伴い、長い間製造休止状態だったとか。カマノさんから鉄製の煎餅製造器を譲り受けた弓場的さん(ひよう)が6年ほど前に復活させ、妻あさかさんらが販売を始めた。
 シンプルな煎餅だからこそ〃ブラジルの故郷〃の味が込められている? (深)

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