農大講演会=『桜は散ってからが面白い』=岡村比都美さん招き6日

ニッケイ新聞 2011年8月2日付け

 「桜の工房 アトリエさくら」を主宰するフラワーコーディネーターの岡村比都美さん(51、埼玉)による講演会『桜は散ってからが面白い』が、6日午後2時から、サウーデ区のブラジル東京農大会館(Rua Dona Cesaria Fagundes 235)である。参加無料、先着70人まで。
 岡村さんを始め、主催団体から沖眞一会長(農大会)と小山昭朗会長(ブラジルニッポン移住者協会)が28日、案内のため来社した。
 桜の有用性を伝え、その文化を後世に残すため、身近な暮らしの中で誰もが楽しめるようにお茶、ジャム、リキュールや草木染などに桜を利用する方法を開発、普及してきた。
 講演や料理・草木染め教室を国内外で行うほか、病気に侵されがちな桜の現状を調査し、環境汚染の危険性も訴える。
 講演では、桜の塩漬けを使った炊き込みご飯やさくら茶の作り方の実演が行われ、参加者も試食できる。著書『桜あそび』の販売も。
 岡村さんは、「ブラジルでも役に立つ桜の活用法を紹介します。桜料理も是非試して下さい」と呼びかけている。
 申し込みは同会(11・2275・0534/アンドレイアさん)まで。