大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年8月11日付け

 農大会の沖眞一会長によると、桜の寿命は日本で約40年、亜熱帯地域で約20年という。それがなんと、カンポ・ジョルドンで80年まで長生きした例がある。この桜は、隣に植えられた檜と互いに根を絡み合わせて生長し、その防腐効果に守られ寿命を延ばした。沖会長によれば、「相性のいい桜と松を混植することが、桜を長生きさせる秘訣」とか。
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 ぶらじる丸(61年8月14日サントス港着)の乗船者会が14日に開催されると本紙でお伝えしたが、会場がホテル銀座からレストラン美松(Rua Galvao Bueno, 475, Liberdade)へと変更された。「参加者が思ったより少なくて…」と理由を話す発起人の小野祥子さん(75、東京)だが、既に30人が出席予定だとか。参加希望、問合せは小野さん(11・3242・3092)まで。
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 来伯して3ヵ月になる耳子。日本を出発する日(4月20日)、調味料を少し入れた荷物を自分充てに船便で送った。3ヵ月以上経って8月になっても到着せず、送り状には馬鹿正直に「seasoning(調味料)」と書いていたので、「もしかして送り返されるんじゃ…」と冷や冷やしていたが、8日に無事到着。追跡システムによると7月半ばにはブラジルに到着したというので、そこから半月以上もかかったことになる。いずれにしても、到着して何より。