イペランジャホーム=5百本のイペーが見ごろ=祭りを28日に

ニッケイ新聞 2011年8月23日付け

 サンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)が運営する「スザノ・イペランジャホーム」(岩原勝一経営委員長、根塚弘ホーム長)主催の「第27回イペー祭り」が、28日午前10から、同ホーム(Estrada Tani, 751, Vila Ipelandia, Bairro das Palmeiras, Suzano)で行われる。
 500本のイペーが植えられている同ホーム。現在、徐々に鮮やかな黄色い花を咲かせており、見頃を迎えている。
 午前11時から食事コーナーがオープンし、焼きそば、うどん、焼き鳥、魚の炭焼き、お好み焼き、たこ焼きなどが楽しめる。また今年初めて、長崎ちゃんぽんも限定で販売される。
 舞台では、神楽『八岐大蛇』の公演、藤間流日本舞踊、マジックショーなどの多彩なアトラクションが行われる。入居者の皆さんによるダンスも披露される。収益金はホームの運営費となる。
 案内のため来社した坂和三郎援協副会長、岩原委員長、中田和夫経営副委員長、藤田のぼる実行委員長は、「ホーム内には林があって、空気もきれいです。広い場所でゆっくりしてほしい」と来場を呼びかけた。
 問い合わせは同ホーム(11・4742・6105)。
 また当日は往復バスが、援協社会福祉センター(Rua Fagundes, 121)前から発着する。出発は午前9時、往復料金15レアル。予約は援協会員課(11・3274・6494)まで。