マベ美術館、完成間近!=支援歌謡祭、9月4日

ニッケイ新聞 2011年8月25日付け

 リベルダーデ区サン・ジョアキン街に建設中の、マナブ・マベ日伯近代美術館の建設資金に充てようと建設支援歌謡祭実行委員会(田中エミーリア実行委員長)が「第6回支援歌謡祭」を、9月4日午前8時からジャバクアラ日伯慈善文化協会(Rua das Nhandirobas, 383, Jabaquara)で開催する。入場無料。
 マナブ・マベ協会から間部よしの代表、志田若代副会長、実行委員会コーディネーターの熊谷ルイーザさんが、案内のため来社した。
 故・間部学画伯が抱いた世界の芸術作品を網羅する近代美術館建設の遺志を同協会が受け継ぎ、廃校だったカンポス・サーレス校を州政府から譲り受け、美術館に改装している。
 莫大な費用がかかる財政的困難を乗り越え、現在は内装に取り組んでおり、来年に落成予定。
 同歌謡祭には約2百人の歌謡愛好家が参加し、カテゴリー別懐メロの飛び入りもできる。抽選会や食べ物販売、バザーも行なわれる。
 間部代表らは、「抽選会では画伯の版画も当たります。家族や友達をお誘いあわせの上、お越し下さい」と呼びかけている。
 問い合わせは同文協(11・5011・2565)まで。