ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

ニッケイ新聞 2011年10月22日付け

 麻州でも、07年から日本の交番制度導入プロジェクトが進んでいる。現在、州内に22カ所のモデル交番が設置され、既に85人が研修を終えたとか。七夕祭りには日本での研修経験者2人を含め、警察官が数人訪れた。コーディネーターのジョナス・アラウージョさん(38)は、「地域の問題は、地域住民が一番良くわかっている。彼らとの連携が大切」と交番の果たす役割の重要性を語っていた。
     ◎
 クイアバには現在、JICA青年ボランティアの中道優太さん(24、福岡)が派遣されており、子供たちや大人に野球の指導中。七夕祭りでも、日本から持参したユニフォーム姿の中道さんがキャッチボール、バッティングなどを教えるコーナーが設けられ、多くの子供たちで賑わった。ポ語が全く分からない当初、「そう(isso)」「そうじゃない(Nao e assim)」の二言だけで教えたとか。
     ◎
 先月21日付7面『書海社南米支部書道展』の記事中「第3回」とあるが「第23回」の間違い。また「入賞作品35点」としたが、第60回記念書海社展での入賞作1点のみで、雑誌「書海」入選作品5点、師範展1点、残りは今回の展示用に書いたものとのこと。「そんなに入選したと思われたら困るわ」と大河原会長。

image_print