群馬県人会=「折り紙で手を動かして」=婦人部が援協施設に寄付

ニッケイ新聞 2011年11月22日付け

 群馬県人会婦人部(阿部マルガリータ部長)は9日、サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)傘下の施設に米25キロ、日本製の色紙20セットと300レアルを寄付した。同県人会の予算で購入された。
 同部は数年前から、県出身の80代女性があけぼのホームに入居していることから慰問を兼ねて訪問、寄付を行ってきた。今年は諸事情のため訪問が叶わず、援協本部に寄託されることになった。
 米と寄付金はあけぼのホームに、色紙は同ホームのほかカンポスさくらホーム、スザノイペンラジャホーム、サントス厚生ホームにも贈られる。
 贈呈のため同部の内山節子、大矢みどりさん、県人会役員の向田重子さんが援協本部を訪れ「折り紙で手を動かしてもらえれば」と手渡すと、菊地会長、毛利連副会長は「入居者の皆さんが喜びます」と謝辞を述べた。