日伯音楽文化協会=ブラジル紅白歌合戦=有名歌手ら百人が出場

ニッケイ新聞 2011年12月7日付け

 日伯音楽文化協会(蛯原忠男会長、40会員)は、東日本大震災の復興支援を目的とした『第17回ブラジル紅白歌合戦』を11日午前10時から、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開く。入場無料。
 蛯原会長、泰芳郎実行委員長、上岡正雄名誉会長、石井久順顧問、羽田宗義顧問が案内のため来社した。
 コロニア最古の音楽協会である同協会は、これまでもカラオケ大会などを通して被災地の支援を行なってきた。今回は恒例イベントを宮城県支援に特化し、同県人会での開催を決定した。来年は岩手、福島の両県の支援も行なう。
 大橋さゆりなどコロニア有名歌手や協会会員など、50組100人が出場する。内8組は楽団で、キーボードだけで演奏するエトアール楽団も特別出演。上岡名誉会長をはじめ音楽関係者を中心に20人が審査員を務める。
 蛯原会長らは「今年は義捐金を多く募るため、ショーの数を削って歌手を増やした。若手の参加も多く見ごたえがある」と来場を呼びかけた。
 問合せは蛯原会長(11・3277・8433)まで。