ベレン=会議所忘年会に150人=会頭の日語挨拶に会場沸く

ニッケイ新聞 2011年12月13日付け

 【パラー州ベレン発】パラー商工会議所(山田フェルナンド会頭)は9日、午後7時半からベレン市のヒルトンホテルで恒例の忘年会を開催した。役員はじめ会員の家族、招待客など約150人が参加、盛大なパーティーとなった。
 沼田行雄在ベレン総領事、山田純一郎商工会議所名誉会頭、沼沢末雄アマゾニア連邦農牧大学長、生田勇治汎アマゾニア日伯協会長、及川定一日伯援護協会長、坂口フランシスコトメアスー総合農業協同組合理事長らが出席した。
 山本陽三広報委員長のポ語による開会の辞に始まり、山田会頭が「日本語で挨拶文を読みますので聞いてください。初めてのことなので意味が分からない方もあるでしょうから、ポ語訳を神薗良生副会頭にお願いしますのでご了承ください」と話し出すと、会場がどっと沸いた。
 乾杯の音頭に指名された沼田総領事は「山田会頭が昨年の忘年会での名井前総領事との約束を守り、日本語で挨拶したことを彼に報告します」と述べると会場は一層盛り上がった。
 会場の準備にも青年部の活躍が光る中、盛りだくさんの賞品の抽選やカラオケで会場は終始、和やかな雰囲気で行なわれた。(下小薗昭仁通信員)