第5位=コロニア御三家の会長選=県連、援協は〃一世還り〃

ニッケイ新聞 2011年12月27日付け

 3月に県連、4月には文協、援協の会長選挙があり、援協と県連では二世から一世が会長に返り咲くなど、世代を超えた団体経営の形がコロニアの関心を呼んだ。
 文協は評議員の投票による理事会選挙で体制側「統合と進歩」(65票)が小川氏を会長とする「みんなの文協」(40票)引き離し、木多喜八郎会長が2期目の続投を決めた。
 県連は、与儀昭雄氏が任期を1年残して沖縄県人会長を退任したことを受け、執行部で新会長を互選。園田昭憲副会長(鹿児島、63)が就任し、残りの任期を務めることとなった。
 第1回目となる援協評議員会であった理事会選挙で、森口イナシオ会長、菊地義治第1副会長をそれぞれ代表者とするシャッパが提出された。投票の結果、4票の僅差で菊地氏が新会長に選ばれた。