大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年1月17日付け

 出場者の平均年齢が75歳をゆうに超えるオールドボーイ野球大会。6回を投げきり勝利投手になった左腕、キンコーの則松茂雄さん(74、二世)は、15歳から野球を始め、カーブやシュート、ドロップなど多彩な変化球を持っていたが、去年肩を痛めた。「今まで投手一筋。諦め切れない」とマッサージとゴムを引っぱるトレーニングを繰り返し、再びきれいな回転の球を投げられるようになったという〃鉄人〃だ。
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 会計用語集を発刊したPwC社(www.pwc.com/jp/ja/index.jhtml)は、世界最大規模のコンサルティング会社。用語集に引き続き、今年中にビジネス用語集の出版を目指しており、現在翻訳作業が進められている。日本語が堪能で会議所の活動に積極的に参画しているという坂間さん、「今後は政府機関やメディア等で用語の表記を統一していくことが必要」と話していた。確かに大統領の名前一つとっても、表記方法は各機関でバラバラ。弊紙にとっても必須の課題だ。
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 12月13日付本紙7面、今月12日付特集ページで紹介したアマゾナス州観光公社が発行した日本語ガイドブックに関する問い合わせが殺到している。12月13日付の記事にも掲載したが、本ガイドブックは今後全国販売される予定だが、まだサンパウロのバンカや書店には並んでいない。版元「Empresas das Artes」社のウェブサイトで35レアルで販売中。電話=11・3159・4448、HP=www.empresadasartes.com.br