デコ画廊30年記念=『フォルムの和』開催中

ニッケイ新聞 2012年2月7日付け

 デコ画廊(田口秀子主宰)創設30周年を記念した第6回展覧会『フォルムの和』がベラ・ビスタ区の同画廊(Rua dos Franceses, 153)で開かれている。24日まで。入場無料、開館時間は午前10時〜午後7時。
 造形芸術家の鈴木亘彦さん(42、神奈川)、日系二世のオカモト・アヤオさん、ブラジル人のディエゴ・カストロさん、ラエルチ・ラモスさん4人の立体作品など計30点を展示する。
 鈴木さんは学生時代の90年に初来伯、95年〜97年の2年間同画廊を拠点に製作活動した経験がある。展覧会のため2月15日まで滞在し、11日は午後3時から6時までワークショップを行う(要申込み)。
 同企画に携わる吉沢太さんと来社した鈴木さんは「立体作品は見る角度によって形や意味が変わる。珍しい素材にも注目してほしい」と来場を呼びかけている。
 問い合わせは同画廊(11・3289・7067)まで。