大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年4月14日付け

 天皇皇后両陛下と謁見した菊地氏は「お2人は非常に穏やかで仲睦まじいご様子だった」といい、同時にお話しされようとしたときは「陛下、どうぞ」とお互いに譲り合われていたそう。菊地夫妻はお2人から、奈良県の正倉院に現存する1500年前に作られた絹織物に関する本、皇后陛下ご自筆の短歌の本が贈られ、菊地氏は事前に準備していた、戦後移住50周年でUSP構内に植えられた桜や、大竹富江さん作の陛下ご訪日記念モニュメントなどの写真を渡したそうだ。
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 若い理事が参入し様々なイベントを考案・実施しているブラジル力行会(岡崎祐三会長)。毎月第1日曜日には『絵手紙教室』を開催、4月からは『着物着付け教室』も始め、2カ月間全8レッスンで本格的な着物の着方をマスターする。どちらもまだ申込み可能。問い合わせは福島清美理事(11・9217・0250)まで。
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 肥満大国のブラジル。12日の本紙2面でも「ブラジル民の半数は太り気味」と報じたが、あのすごい食欲を見るとうなずける。国民の間でも健康志向の人が増え「健康を保つ食生活」などをテーマにテレビで特集が組まれているが、登場する専門家がぽっちゃり体型。記者会見に応じたパジーリャ保険相自身も結構な肉付きのよさ。ちょっと説得力に欠ける? 先日も健康志向の有機野菜・菜食レストランに行ったのだが、味付けは塩辛かった…。